経済データの読み方

No.130 「経済データの読み方」鈴木正俊(2006年12月 岩波新書

■著者紹介
東京大学大学院博士課程修了。ハーバード大学イエール大学・総合研究開発機構客員研究員、日本経済新聞社編集委員などを経て、拓殖大学政経学部教授。

■目次
1 日本経済は、いま―新しい成長のスタート台に立って
2 景気の見方―現状を知り、先を見通す
3 財政・金融―経済政策の有効性を問う
4 国民生活―格差拡大のなかの暮らし
5 物価―金融政策を決める指標
6 雇用・賃金―暮らし向きはどう変わる
7 国際貿易・通貨―国際競争力を維持できるか

■読書目的
経済データに対するリテラシーを高めるため

■本書の所感
日本経済の説明とともに、重要な経済指標についての説明がなされている。
各章末には経済データが記されているURLが紹介されている。

■気づき、学び
日々新聞や経済誌を読む中で、GDPをはじめとする
基本的な経済統計をひととおり知っておきたいと感じていた。
本書は、そのようなニーズにこたえてくれる。
経済統計がただ網羅的に説明されているだけでなく、
日本経済の説明と絡めて説明されているので、網羅的に学ぶことができた。

経済データの読み方 新版 (岩波新書)

経済データの読み方 新版 (岩波新書)