新・教育原理

No.109 「新・教育原理」柴田義松(2005年3月 有斐閣双書)

筆者は東京大学名誉教授。名古屋大学教育学部卒。

本書は9章構成で、
第1章 なぜ教育学を学ぶのか
第2章 学校はどのようにつくられたか―その歴史と課題
第3章 学校で何を教え、何を学ぶか
第4章 なぜ学習指導の転換が必要か
第5章 生活指導を変える
第6章 子どもに学ぶということ
第7章 家庭教育のこれまでとこれから
第8章 社会教育・生涯学習の可能性
第9章 教師について考える

■読書目的
主に戦後の教育の歴史を学ぶため

■本書の所感
本書は教職を志す学生のためのテキスト。
各章が違う執筆者であるためか、一度読んだだけではすっとは頭に入りにくいが、「教育」について基本的なことが網羅されていると思う。
巻末に教育の歴史年表が掲載されている。

■気づき・学び
各章のトピックについて、歴史的な考え方の変化がわかり、参考になった。

新・教育原理 (有斐閣双書)

新・教育原理 (有斐閣双書)