ビジネスコールドリーディング

No.108 「ビジネスコールドリーディング」石井裕之(2006年3月 日本実業出版社

著者はパーソナルモチベーター、セラピスト、催眠療法師、有限会社オーピーアソシエイツ代表取締役
多数の著書、テレビ出演、雑誌への寄稿がある。

本書は4章構成で、
1 まずはこれだけを頭に叩き込め!WeタイプとMeタイプ(「誰に言うか」ということを明確に意識すること
人間は感受性で二つのタイプに分けられる ほか)
2 コールドリーディングでファーストコンタクトはここまで変わる!(最初が肝心!ビジネストークの入口に活かすテクニック
エスセット・ノーセットで自分の流れを作り出す ほか)
3 考え方一つでどんなトラブルもエレガントに乗り越えられる(面倒なお客さまなんかいない!ピンチをチャンスにするテクニック
結局は、自分が強くなるしかない)
4 自分の中のカリスマを呼び覚ます一か月プログラム(パーソナルカリスマの時代
「自分という壁」を越えるために)

■読書目的
コールドリーディングの技術を磨くため

■本書の所感
「一瞬で信じこませる話術 コールドリーディング」では、コールドリーディングのテクニックが網羅されていたのに対し、本書では「相手を観察すること」を軸とし、それに付随するテクニックをより詳しく扱っている。本書に書いてあるように熟練するレベルまで行くのはすぐにはできそうもないが、本書の順番どおり、実践しながら慣れていけば、やれないこともないような気がする。

■気づき・学び
「一瞬で信じこませる話術 コールドリーディング」のところでも書いたが、まずは相手をよく観察し、We/Meタイプを見分けることに慣れたいと思う。