新・教育原理

No.109 「新・教育原理」柴田義松(2005年3月 有斐閣双書)筆者は東京大学名誉教授。名古屋大学教育学部卒。本書は9章構成で、 第1章 なぜ教育学を学ぶのか 第2章 学校はどのようにつくられたか―その歴史と課題 第3章 学校で何を教え、何を学ぶか 第4章 なぜ…

ビジネスコールドリーディング

No.108 「ビジネスコールドリーディング」石井裕之(2006年3月 日本実業出版社)著者はパーソナルモチベーター、セラピスト、催眠療法師、有限会社オーピーアソシエイツ代表取締役。 多数の著書、テレビ出演、雑誌への寄稿がある。本書は4章構成で、 1 まず…

お払い箱のビジネスモデル

No.107 「お払い箱のビジネスモデル」小屋知幸(2006年5月 洋泉社)筆者は株式会社日本総合研究所主席研究員。「日経MJ」「電気新聞」等への寄稿多数。本書は13章構成で、 ビジネスモデルの賞味期限 携帯電話―ソフトバンク参入により旧秩序が流動化し、大競…

メディア社会

No.106 「メディア社会―現代を読み解く視点」佐藤卓巳(2006年6月 岩波新書)著者は京都大学大学院教育学研究科助教授。専攻はメディア史、大衆文化論。本書は9章構成で、 1 「メディア」を知る (「メディア」とは何か 「情報」とは何か メディアと「記憶」)…

一瞬で信じこませる話術 コールドリーディング

No.105 「一瞬で信じこませる話術 コールドリーディング」石井裕之(2005年6月 フォレスト出版)著者はパーソナルモチベーター、セラピスト、催眠療法師、有限会社オーピーアソシエイツ代表取締役。 多数の著書、テレビ出演、雑誌への寄稿がある。本書は4章…

ザ・キャッシュマシーン

No.104 「ザ・キャッシュマシーン―儲け続ける仕組みをつくれ!」リチャード・クラフォルツ/アレックス・クラーマン(2005年12月 ダイヤモンド社)筆者は2名。 両者ともにTOCの実践者。「ザ・ゴール」シリーズ5作目の本書の著者はTOC発案者のゴールドラット博…

ヒルズ黙示録

No.103 「ヒルズ黙示録―検証・ライブドア」大鹿 靖明(2006年4月 朝日新聞社)筆者は朝日新聞社のアエラ編集部記者。 本書では、ホリエモン、村上ファンドなどヒルズ族の人間ドラマを描いている。本書は7章構成で、 第1章 驕る帝国 第2章 パンドラの箱 第3章…

ビジョナリーカンパニー

No.102 「ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の法則」ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・I・ポラス(1995年9月 日経BP出版センター)著者は2名。ジェームズ・C・コリンズはスタンフォード大学教授で、企業コンサルタントとしても活躍。マッキン…

ザ・プロフィット

No.101 「ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか」エイドリアン・スライウォツキー(2002年12月 ダイヤモンド社)筆者はマーサー・マネジメント・コンサルティングのバイス・プレジデントおよびボードメンバー。ハーバード大学を卒業後、同校の…

即戦力の磨き方

No.100 「下剋上の時代を生き抜く 即戦力の磨き方」大前研一(2006年5月 PHPビジネス新書)筆者は、世界的な経営コンサルタント。 本書では、これから求められる即戦力―語学力、財務力、問題解決力の三種の神器、に加えて勉強法や会議術の身につけ方を紹介し…

MBAビジネスプラン

No.99 「MBAビジネスプラン」株式会社グロービス(1998年3月 ダイヤモンド社)筆者は、株式会社グロービス。 「ヒト」「カネ」「経営ノウハウ」を総合的に提供できる「ビジネス・インフラ」を創造することによって「ビジネス・クリエーション/ビジネス・イノ…

ザ・プロフェッショナル

No.98 「ザ・プロフェッショナル―21世紀をいかに生き抜くか」大前研一(2005年9月 ダイヤモンド社)筆者は、世界的な経営コンサルタント。 本書では、これからの社会で最低限求められる、ビジネス・プロフェッショナルとしての思考様式を紹介している。本書…

経済のニュースがよくわかる本

No.97 「最新版 経済のニュースがよくわかる本」細野真宏(2003年2月 小学館)筆者は、数学専門の大学受験予備校「Hosono's Super School」を主宰。 本書では、日本経済の仕組みをわかりやすく解説している。本書は6章構成で、 ①円高と円安と日本の景気につ…

新しいスタイルの学校

No.96 「新しいスタイルの学校 制度改革の現状と課題」藤田晃之(2006年5月 数研出版)筆者は、筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)。中央学院大学商学部講師・助教授、筑波大学教育学系講師・助教授を経て、現在、筑波大学大学…

行動経済学

No.95 「行動経済学 経済は「感情」で動いている」友野典男(2006年5月 光文社新書)筆者は、早稲田大学商学部卒、同大学院経済学研究科博士後期過程退学。明治大学短期大学教授を経て、2004年より明治大学情報コミュニケーション学部教授、同大学院グローバ…

拒否できない日本

No.94 「拒否できない日本―アメリカの日本改造が進んでいる」関岡英之(2004年4月 文春新書)筆者は、慶應義塾大学法学部卒業後、東京銀行勤務を経て、早稲田大学大学院理工学研究科修了。『なんじ自身のために泣け』で第七回蓮如賞受賞。 本書では、アメリ…

ウェブ進化論

No.93 「ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」梅田望夫(2006年2月 ちくま新書)筆者は、慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科修士課程終了。97年にコンサルティング会社の創業。2000年にベンチャーキャピタルを設立。2005年3月より株はて…

EQ〜こころの知能指数

No.92 「EQ〜こころの知能指数」ダニエル・ゴールマン(1996年7月 講談社)筆者は、ジャーナリストとして数々の賞を受賞している。ハーバード大学大学院にて心理学博士号、教鞭をとった後、「サイコロジー・トゥデー」誌のシニアエディターを務めた。 本書で…

10年後の日本

No.91 「10年後の日本」『日本の論点』編集部(2005年11月 文春新書)『日本の論点』は、1992年創刊の文藝春秋の年刊誌。世界、日本の政治、経済、社会などあらゆるジャンルにおける問題について、最適な筆者による書き下ろし小論文と関連情報、データを収録…

やさしくわかる発達心理学

No.90 「やさしくわかる発達心理学」林洋一(2005年3月 ナツメ社)筆者は、報徳会宇都宮病院附属准看護学校校長、いわき明星大学人文学部教授。本書は6章構成で、 ①「性格」はどうつくられる?〜人格の発達〜 ②「対人能力」を育てる環境〜社会性の発達〜 ③「…

経済ってそういうことだったのか会議

No.89 「経済ってそういうことだったのか会議」佐藤雅彦・竹中平蔵(2002年9月 日本経済新聞社)佐藤雅彦は、東京大学教養学部卒。電通を経て独立。現在、TOPIX代表。慶應義塾大学教授。数々の広告賞を受賞。 竹中平蔵は、一橋大学経済学部卒。日本開発銀行…

英語はアジアを結ぶ

No.88 「英語はアジアを結ぶ ニホン英語で行こう」本名信行(2006年3月 玉川大学出版部)著者は青山大学国際政治経済学部教授。社会言語学、言語政策学、国際コミュニケーション研究専攻。また、国際学術専門誌Asian Englishes編集長でもある。 本書は、アジ…

世界は英語をどう使っているか

No.87 「世界は英語をどう使っているか <日本人の英語>を考えるために」竹下裕子・石川卓(2004年6月 新曜社)編者の竹下裕子・石川卓はともに東洋英和女学院大学に所属している。 執筆者は章ごとに異なり、青山学院大学の本名信行・奥平章子、また、東洋…

Magic of NLP

No.86 「Magic of NLP 解明されたNLPの魔法」 バイロンA.ルイス/R.フランク・ピューセリック(2004年4月 メディアート出版)バイロンA.ルイスは、NLPテクニックを専門とする北西地方教育コンサルタント会社のメタ・トレーニング研究所所長。 R.フ…

姜尚中の政治学入門

No.85 「姜尚中の政治学入門」 姜尚中(2006年2月 集英社新書)著者は東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。 本書では、政治理論のエッセンスをアメリカ、暴力、主権、憲法、戦後民主主義、歴史認識、東北アジアという7つのキーワードを通…

意識とはなにか

No.84 「意識とはなにか―<私>を生成する脳」 茂木健一郎(2003年10月 ちくま新書)著者はソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。専攻は脳科学。 本書では、物理主義/計算主義/機能主義の科学的な世界観では説明し得ない心脳問題を論じて…

下流社会

No.83 「下流社会 新たな階層集団の出現」 三浦展(2005年9月 光文社新書) 著者は一橋大学社会学部を卒業後、㈱パルコでマーケティング情報誌「アクロス」の編集長を経て三菱総合研究所入社。1999年に消費・都市・文化研究シンクタンク「カルチャースタディ…

認知心理学者 教育を語る

No.82 「認知心理学者 教育を語る」 若き認知心理学者の会(1993年12月 北大路書房)「若き認知心理学者の会」とは、森敏昭先生が独断でつけた名称で、実際に会があるわけではない。 本書では、当時、気鋭の認知心理学者の先生方による教育論を、さまざまな…

日本経済を学ぶ

No.81 「日本経済を学ぶ」 岩田規久男(2005年1月 ちくま新書)著者は学習院大学経済学部教授で、多数の著書がある。 本書では、戦後の高度経済成長期から「失われた10年」といわれる平成の長期経済停滞期までの日本経済の軌跡を、主要な問題に焦点を当てな…

学ぶ意欲の心理学

No.80 「学ぶ意欲の心理学」 市川伸一(2001年9月 PHP新書)著者は東京大学教育学研究科の教授で、認知心理学・教育心理学が専門。 本書のテーマは教育心理学者の著書と精神科医・和田秀樹氏、教育社会学者・苅谷剛彦氏との討論を通して「やる気」を考え…